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タイム計測システム開発記#6

タイム計測システム開発記#6

やしおスケートパークで「タイムくん3号」の動作チェックをした後、仕事が忙しくなったので、しばらく放置していました。
 動作チェックでは、スタート/ストップの動作は問題なく働いてくれましたが、まっつぅが滑った時に限って、ONが働かなかったり、OFFが働かなかったりという誤動作が目立ちました。きっと、彼の滑りが早いため機械が反応できなかったのでしょう。これはセンサースイッチの感度を調整すれば、改善できると思います。半固定抵抗が内蔵されているので、調整は簡単です。

リレー式から直結式へ。完全オリジナルへの道

 さて、年末年始を過ごし、仕事の山場も越えたところで、「タイムくん3号」の改良に取り掛かりました。けいそくん2号以降は、光センサースイッチユニットと時計ユニットをメカニカルリレーで結んでいます。当初光センサーにもキットを使う予定でしたので、時計ユニットと連動させるのに回路をいじらなければ直結できないと思いました。しかし、部品箱の中のリレーの存在に気づいて、これを使えば回路をいじらなくてもドライブできる、と考えたからです。確かに思った通りの動作をしました。しかし改めてちゃんとした部品構成で作ろうと思って秋葉原に行くと、リレーは結構高いのです。ほとんどの電子部品は10円、20円の世界ですが、リレーは1個300円~400円くらいするので、あっという間に1000円超えてしまいます。「タイムくん」のコンセプトは〝できるだけ安い費用でちゃんと働くタイム計測システム〟(そうだったんだー!)なので、できればここを節約したいところ。一応2個買っては来たものの、やはり直結の回路構成に変更してみました。ストップウォッチユニットのON/OFFとON時間の延長は、トランジスタのスイッチング回路に大容量(220μF)の電解コンデンサーを入れただけのシンプルな回路で実現できました。3号では光センサー部とスイッチング回路を別々の基板で構成し、リード線をたくさん使用していましたが、今度の4号ではそれらを1枚の基板にまとめ、さらに小型化しました。3号で使用していたケースをそのまま使ったため、外見的には小型化しませんでしたが…。
 リレーを排したため、センサーが反応していることを音で確認できなくなりました。代わりに、センサーユニットの動作をLEDの光で確認できるチェッカーも作り、「タイムくん4号」の完成です。今週末のやしおスケートパークで、再び動作チェックをします。(写真は後日)

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