インラインスケートでトリックスラロームを楽しもう!

タイムくん5号?

タイムくん5号?

ストップウォッチ機能を組み込んだノートPC

タイム計測システム開発記#08

 タイム計測システム開発記は3年前に止まったきりで、開発中の「タイムくん4号」は、ずっと箱の中で眠ったままになっていました。そんな矢先に…
 2019年3月3日に西東京のいこいの森JISSAスラローム検定をする予定であることがわかり、やしおスケートパークでもみんなで検定を受けようと、対策を始めました。子どもたちと一緒にストップウォッチを使ったタイムトライアルをしていて、やっぱり計測システムが欲しいと思い、眠っていた計画を再開することにしました。

計測システムの開発を再開!

 タイム計測システムの開発を再開するに当たり「時間の計測と表示にノートパソコンを使えないだろうか」と考えました。
 実はこの3年の間に、私は仕事がきっかけでExcel VBAに没頭し、素人なりにかなり使いこなせるようになってきました。そこで試行錯誤の末、エクセルによるストップウォッチアプリケーションを組んでみた訳です。

 スタートからゴールまでの時間経過を1/100秒まで計測して画面にできるだけ大きく、できるだけ見やすく表示する、というだけのアプリです。プログラムはそれほど難しいものではありませんでしたが、インラインのスピード計測に使うために工夫した点があります。

①光電管方式によるスイッチングを最終形態にしているので、とりあえず Enter キーを押すたびにスタート・ゴールを計測できるようにした。

②以前のシステムでスタート・ゴール時の誤動作を防ぐために「ディレイ回路」を作ったが、その役割もプログラムで実現した。(クリック後2秒間はスタート・ストップボタンをロックする機能)

③計測した結果を、とりあえずExcelのシート上にプロットして、データベース化できるようにした。

以上の3点です。

プログラムはできた! あとは・・・

 今日のやしおスケートパークで実際にストップウォッチ代わりに使用してみて、動作自体には問題がないことを確認できました。画面も決して大きくはないですが、ゴール地点に置いて、スタート地点からでも視認できたようです。

計測システム用に開発したストップウォッチアプリ

 あとは以前に作った光電管システムを使って、このPCをドライブするだけです。問題は現在手動で Enter キーを押しているのをどうやって自動化するか…です。(これが一番難しいのですが…)まずはPCのUSB入力で Enter キーを押したのと同じ動作をさせる方法を探してみようと思います。(PCの内部から直接リード線を出して、リレーでドライブするような原始的な方法も考えたけど、できるだけスマートにしたいし、PCを限定しないシステムにしたいですよね。果たしてこれが「タイムくん5号」として世に出る日が来るのか、乞うご期待!!

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